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労災保険について

労災保険制度とは

労災保険とは、業務上の事由又は通勤における

労働者の負傷・疾病・障害又は死亡に対して

労働者やその遺族のために、必要な保険給付を行う制度です。

 

また、労災保険制度には「特別加入制度」が導入されており、

芸能従事者の方は、特別加入制度に該当します。

詳細は「特別加入制度とは」をご覧ください。

特別加入制度とは

 

給付内容

主に５つの保険給付があります。

  • 療養補償給付
    ケガをして治療や入院が必要になった場合に病院費用が保障されます。
  • 休業補償給付
    業務災害にて働けず、休業を余儀なくされた場合に日額が保障されます。
  • 障害補償給付
    障害をもつような大きな事故の場合に一時金か年金として保障されます。
  • 遺族年金補償給付
    労働者が亡くなった場合は遺族の方に一時金か年金として保障されます。
  • 介護補償給付
    介護が必要になった場合にその費用が保障されます。

労災認定の対象基準

労災保険の給付対象となる主な災害分類は通勤災害と業務災害があります。

通勤災害

通勤中（帰宅を含む）に、事故等の原因で、傷病等に至った場合に通勤災害とされます。
移動が就業との関連性がない場合（一部の行為を除く場合）には、対象外となる可能性があります。

業務災害

労働者が業務を原因として傷病等に至った場合に業務災害とされます。
業務と傷病等との間に一定の因果関係がない場合（特例の事情を除く場合）には、対象外となる可能性があります。

費用について

  • 入会金（初年度のみ）
    1,000円
  • 会費
    1,000円/月
  • 更新料
    1,000円/年（加入月数に関係なく年1回納付）
  • 労災保険料
    給料基礎日額に応じた額

労災保険に特別加入をする場合の費用は、国に納める労災保険料と入会金（次年度以降は更新料）と会費の3つが必要です。
保険料と会費は毎年4月から翌年3月までを区切りとし、労災保険料と会費と月額手数料の合計額をお支払いしていただくことになります。
なお、労災保険料は給付基礎日額（保険料や保険給付の基礎となるもの）3,500円から25,000円までの16段階に応じて決まります。

下記の費用全てかかりません！

労災事故の際の
手続き費用

退会時の
脱退手続き費用

会員証
再発行手数料

例:給付基礎日額3,500円を設定した初年度の場合…

参考文献：厚生労働省